新型VW ポロの試乗記書いてみました!
2009年10月31日から日本で発売開始された5代目VW ポロ。 ゴルフそっくりのデザインは目新しさがあまりありませんが、販売は好調の様子。 昨日、試乗してきた感想をまとめましたので、購入予定の方は参考にしてください。
5代目ポロのサイズは全長×全幅×全高が3995mm×1685mm×1475mmと先代から長さで80mm、幅で20mm拡大。 ホイールベース2470mm、車重は1080kgとなっています。
現在導入されているのは1.4コンフォートラインの1グレードのみ。 搭載される1400cc 直列4気筒DOHCエンジンは85ps/5000rpmと13.5kgm/3800rpmを発揮。 価格は203万円です。
来年の中頃に1.2TSI(1200cc直噴ターボ、105ps&17.8kgm)等のグレードが追加される見込み。 そちらの価格は230万円程度でしょうか?
では、そろそろイグニッションキーを回しエンジンをスタート! 試乗開始です!
スターターの音に続きすんなりと目覚めたエンジンはまるでディーゼルエンジンのような音! いきなり楽しいドライブ気分を削いでくれます。
フットブレーキを離すとすこし前進。 通常のオートマほどではないですが、一応クリープ現象があります。 ただ、マニュアルでアイドリングのままクラッチを繋いだ時のように、いまにもエンストしそうな頼りない感じ。 ここまでは良い印象がありません・・・。
しかし走り始めると7速DSGミッションの出来の良さにびっくり! 少し重めのアクセルを踏むと継ぎ目無く加速し、気が付くと流れをリードしているではありませんか!
ギヤの繋がりをまったく意識させないので加速がスムーズでスペック以上の加速感。
最大トルク発生は3800rpmとなっていますが、2000rpm付近からほぼ最大トルクを発生しているように感じます。 扱いやすい上、高回転まで回しても騒音や振動が大きくなることの無い良くできたエンジン。 ヴィッツなどのエンジンとは比べ物にならないほど精度良く作られた印象を受けます。
DSGはマニュアルモードに切替えシフトダウンしても、巧みな半クラッチのようにいつの間にかギヤが変わっています。 MR-Sやアルファロメオのようなスポーティカーにはブリッピングを使ったシフトダウンが似合いますが、ポロのような実用車にはこういったスマートで静かなシフトダウンが適切ですね。 ただ、個人的には7速も必要なく、6速で十分な気がします。
乗り心地は全体的に硬いものの、フィアット500のようにリヤがポンポン跳ねることなく4輪が同時にしっかりと動いている感じ。 ボディーの剛性感もあり、車重の割にはどっしりとした乗り味です。 特に鋭くはありませんが、安定感のある弱アンダーステアでGTI等のスポーティモデルの登場が待ち遠しくなるハンドリング。 最近のコンパクトカーにしては着座位置が比較的低い点が功を奏しているようです。
ステアリングの反応は電動パワステながら、路面状況が解かりやすい優れたもの。 油圧パワステに近い剛性感のあるフィーリング。
ブレーキも同様に好印象。 初期制動が国産車のように過剰でなく、踏み込んだ分だけリニアに効く素直なフィーリングです。 ドイツ車のブレーキは信頼感ありますね。
VW ポロは実用車として購入するなら、失敗の無い頼もしいクルマ。 単純にクルマとしての出来だけを評価するなら、限りなく満点に近い点数です。
ただ、エンジン音や全体的なフィーリングに特徴が無く、素っ気無い印象を受けます。 私としてはコンパクトカーにせっかく203万円も払うなら、多少の短所には目をつむりデザインや走りに個性のあるクルマを選びたい気がします。 どうしてもブランドと信頼性でVWが欲しいなら、ポロ 1.2TSIの走りの楽しさに期待かな。
営業の方に聞きましたが、来年春に250万円程度でゴルフ 1.2TSIが登場予定とのこと。 今回、ショウルームでゴルフも見学しましたが、ポロとは品質やスペースでかなりの差を感じました。 同じ1.2TSIならゴルフとポロの価格差は恐らく25~30万円程度のはず。 ポロを試乗に行きながら、ゴルフ 1.2TSIのことが気になる私でした・・・。






















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