今回試乗したのはBMWとしては価格が唯一300万円を切る、素の116i。
全長×全幅×全高は4240mm×1750mm×1430mm。 1シリーズに搭載されるエンジンは全部で3種類。 116iが1596cc直列4気筒 115ps/6000rpmと15.3kgm/4300rpm、120iが1995cc直列4気筒 156ps/6400rpmと20.4kgm/3600rpm、130iが2996cc直列6気筒 265ps/6600rpmと32.1kgm/2750rpmを発揮する。
基本は6速オートマだが、130iのみ6速マニュアルも選択可能。
室内スペースは定員5名に対し、4名がやっと。 後部の中央席はセンタートンネルとコンソールボックスにより座るのは難しい。 後ろへ流れるデザインを採用している影響で、後席ドアの開口面積が小さく乗り込む際は頭をぶつけないよう要注意。
トランクスペースはランフラットタイヤによりスペアタイヤが不要なため、外観から想像するより高さがある。 ゴルフと同等のスペースはあり、満足できるレベル。
運転席に座った印象は全幅が1750mmがある割にはタイト。 でもこれは、スポーツセダンであるBMW共通の演出なのかな? オーディオやエアコンのスイッチ類は大きさや形にメリハリが無く、目視しない場合の操作性は悪そう。
走り出してすぐに受ける印象はハンドルとオルガン式のアクセルが重めな点。 そして、BMW最大の自慢であるエンジンはというと・・・かなりの高得点! こう言っては語弊があるかもしれないが、まるでモーターのように軽やかな吹け上がり!! こんなにスムーズに吹け上がるとは! 駆動方式がFRということもあり、ハンドルに4気筒特有の振動も伝わってこないし、目をつぶっていたら6気筒と言われても気付かないはず。
6速オートマの変速もとても滑らかで、加速時のキックダウンも気付かないほど。 エンジンは高回転まで回っていても静かで振動も無し。 適度に心地よいエンジン&排気音が聞こえてくる。
乗り心地は国産車から乗り換えると若干硬く感じるものの、スポーツセダンらしいハンドリングとの両立を考慮すれば納得できるレベル。
ハンドリングは素直で、油圧パワステらしいソリッドさがある。 ブレーキもカチッと剛性感があり安心してワインディングロードを楽しめるのでは。 このクルマを運転していると重量配分の良さを体感できる。 前後50:50の配分を達成するために、わざわざバッテリーをトランク下にレイアウトしているなどのこだわりは無駄ではないんですね!
結論、1シリーズは素の116iで十分! そうそう、格好がいいからとMスポーツパッケージを選択するとハンドルは太くて握りにくいし、太いタイヤは轍に取られやすくなり、いいこと無いですよ!
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