思い出のクルマ⑤(フォード Ka)
今まで15台程度乗り継いできた車達の中でMR-Sと並んで一番気に入っているのが、フォード Kaです。
クルマだけにKa!?とふざけた名前ですが、デザインに特長がありかわいいヤツでした。 5速マニュアルのみの設定だった為か日本では人気が出ませんでしたね。
この車で印象的だったのは、内外装のデザインはもちろんですがハンドリングが良く運転が楽しかった点。 ノーマルサスペンションのままでも峠を十分楽しめました。 下りならちょっとやんちゃなシルビアを追い掛け回せるほどしっかりしたハンドリング。
エンジンもフォードで45年以上使われている1300cc OHVでしたが低速トルクがあり、カタログ値の60psが信じられないほどパワフル。 高回転までエンジンを使い走るフォード Kaにはその前に所有していたS14 シルビアとはまた別の楽しさがありました。 ただ、燃費は1300ccの割りにあまりよくなかったですが・・・。
また、シフトフィールも格別! 安い車がよく採用しているケーブル式ではなく、ギヤボックスと金属ロッドで繋がっていたのでヒールアンドトゥが楽しかった記憶があります。
さらに、私のKaには走りの楽しさを倍増させる2つのアイテム、ワンオフマフラー(レース関係の伝手で特注)とAP ロッキードのブレーキキットを装着。 ま、このブレーキがあったからこそ峠で走り屋を追い掛け回せたのですけど。 でなければ、リヤがドラム式のこの車はブレーキがフェードしてコースアウトしていたかも!?
ワンオフマフラーには特に思い入れがあり、それがこの車を手放した後悔の原因です。 このマフラーを注文する際、ちょっと無理な注文をしたのです。 ”フェラーリのような甲高い排気音にしてくれ”と。 1300cc OHV 4気筒のKaがそんな音になるはずがないのに。
しかし、1週間後ガレージに受け取りに行ったKaの排気音はフェラーリサウンドになっていたのです!! かなりの爆音で高速道路では助手席との会話も苦労しましたが、素晴らしい音色。
感動する私にガレージの職人さんが言ったセリフが、”不可能と思える注文を可能にするのが一流の職人だ”という一言でした。 おまけに排気管の途中に意図的に突起を設けて、排気干渉を起こすことでトルクをアップしていると説明してくれました。 あのマフラーがあったからパワー不足を感じたことがなかったのでしょうか。
エンジンルームから一式交換したオールステンレス製のこのマフラーは確か7万円。 領収書をきらなかったので、あのお金は職人さんのポケットマネーになったかな?
明るいブルーメタリックのボディカラーがとても似合っていた私のKaは、今はどこでどんな人が乗っているのでしょうか? また、再会したいな。












































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